【強迫行為】言わなきゃいけない。トゥレット症候群?

人と会話しているときに、どうしても『これを言いたい』と思うことがあります。
思うだけでなく、実際に言います。

 

それは決して、『相手に言ってやりたいこと』ではなく、『特に意味はないけど、なぜか言いたいこと。言う必要がないのに言いたいこと。そして何度も言いたいこと』なのです。

 

トゥレット症候群?に似ているかもしれません。
というか、それそのものかもしれませんが、よくわかりません、

 

ちょっとわかりにくいと思うので例を挙げます。

 

例1 友人相手に

「この前、新宿に映画を見に行ったんだけどさ〜そのとき映画館で偶然に芸能人の○○を見かけたんだよー」
と言えばいいのに、これに余計な情報をたくさん盛り込みたくなっちゃうんです。

 

この話で伝えたいのは、『新宿の映画館で偶然に芸能人の○○を見かけた』という情報です。
しかし、
「新宿までJRで行ったんだよー」
「天気はくもりでさー」
「その日は映画が割引きで安くてさー」
という、どうでもいい情報を付け加えたくなっちゃうんです。

 

頭の中に、『JRで行った』、『天気はくもりだった』、『映画が割引きで安かった』ということが浮かぶと、言いたくてしかたがない、発声したくて仕方がないのです。
そんな情報はいらないとわかっているのに、言わないといけないという強迫観念が表れてしまうのです。

 

こういう話し方をしていると、話の下手な人だと思われてしまいそうです。
というか、既に思われているでしょう。

 

でも、頭に浮かんだこれらのことを言わないと何か悪いことが起こると思ってしまうんです。
だから言ってしまうのです・・・。

 

本当は悪いことなんて起こらないってわかっているんですけどね。
矛盾です。

 

例2 幼い姪相手に

幼稚園から帰ってきた姪に、「今日は何して遊んだの?」と聞きます。
すると、「かくれんぼした!」と返ってくるのですが、この瞬間に私の強迫観念&強迫行為が動き出します。

 

なぜかもう一度、「今日は何して遊んだのよー?」と聞いてしまうのです。
当然、「だから、かくれんぼだってばー!!」と返ってきます。

 

こういうやりとりを数回行ってしまうのです。

 

本当に理由はないのですが、なぜか同じことを何回か聞かなければならないと思ってしまうんですよ。
もちろん意味はないです。

 

しかし、こういう強迫行為というのは、大人よりも子どもや高齢者の前での方が行いやすいんです。
なぜなら、『変な人』と思われにくいからです。
子どもは何が普通で何が変なのかという基準や価値観ができていないし、高齢者は他人の言動に対する感度が落ちてきているからです。